入口のところで、お花をお供えしているおねえさんの後姿を眺めつつ、 友人と「ここ、入っちゃおうか・・・」とか、 居酒屋でも選ぶような軽いノリで入ったのです。 その音色に耳を傾けたりしていたら。 いい眺めでしょ、こういうところでは座って眺めるものだ。 と見知らぬ男性から声をかけられました。 ひょっとしたら、お寺の方? 宝泉院のこと、京都のことなどを、とても詳しく教えてくださいました。 写真を撮るなら、こちらへ来なさいという言葉のままについていくと。 額縁庭園と言ってな、ここからの眺めが、あのJRの広告に使われたものだ。 と、教えてくださったのがトップの写真。 その広告を見た記憶は無かったのですが、なるほど美しい眺め。 お話しを聞きながら、ノーファインダーで。 血天井は、伏見桃山城の血に染まった床板を供養としてここに持ってきた。 京都で一般公開されているのは、四か所。 ここと、さて、あとはどこか。 そう問われて、ようやく気がついた。 あ、一昨年訪れた源光庵。 偶然とはいえ、こうやっていろいろなことが、つながっていくのです。 まさに因縁。 気がつけば一時間以上、男性のお話しを聞かせていただきました。 宝泉院の水琴窟を作ったのは、どこぞの大学教授で、 もともと癒しの音を研究していたら、それが水琴窟の音色であったこと。 大原の地は、仏教の声明を学ぶ場所であったこと。 「ろれつがまわらない」という言葉は、その音階である「呂」と「律」に由来すること。 そして、話しは京都の魅力とは何か、これからの社会はどうあるべきか、などなど多岐にわたったのです。 もちろん、楽しく拝聴しました^^ さて、次は寂光院に向かおうと思います。 **** RICOH GX200 **** 京都 大原 宝泉院
by no_identity
| 2009-05-06 18:27
| 旅
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